健康診断CHECK UP

特定健診(メタボ健診)

メタボ(メタボリック症候群=内臓脂肪症候群)とは

高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病などの生活習慣病は、各々が全く別の病気として単独に発症するのではなく、肥満がその原因となっていることが近年の研究でわかってきました。特に内臓に脂肪が蓄積するタイプの肥満=内臓脂肪型肥満によって、生活習慣病が引き起こされやすくなった状態を『メタボリック症候群』といいます。

日本人の三大死因は「がん」「心臓疾患」「脳血管疾患」です。心筋梗塞などの「心臓疾患」や脳卒中などの「脳血管疾患」を引き起こす原因は「血管の動脈硬化」です。最近の研究では内臓脂肪型肥満が生活習慣病の原因となり、生活習慣病は「血管の動脈硬化」をさらに促進させてしまうことがわかってきました。

よって、メタボリック症候群に対する予防や早期発見・治療の重要性が叫ばれています。

メタボ(メタボリック症候群=内臓脂肪症候群)とは

特定健康診査(メタボリック症候群に着目した健診⇒メタボ健診)

三宅医院は、特定健診指定医療機関です(国保・社保)

平成20年度より各医療保険(国民健康保険・国民健康保険組合・組合政府管掌健康保険・共済組合・船員保険)において、40歳~74歳の被保険者・被扶養者を対象としてメタボリック症候群に着目した特定健康診査が行われており、当院でも随時実施しています。
横浜市にお住まいの40歳~74歳の方が対象となりますが、実施の方法や内容に関しては加入されている健康保険によって多少異なりますので、詳細は加入されている医療保険にお問い合わせください。

三宅医院は、特定健診指定医療機関です(国保・社保)

横浜市がん検診(胃がん・大腸がん・乳がん)

三宅医院は、横浜市がん検診指定医療機関です

「がん」は横浜市における死因原因の第1位で、予防と共にもっとも重要なことは早期発見早期治療です。
横浜市がん検診は、「がん」をなるべく早期に発見し速やかに治療に結びつけることで治癒率を向上させ、「がん」による死亡を減少させることを目的としています。

三宅医院は、横浜市がん検診指定医療機関です

内視鏡検査による胃がん検診

胃カメラによる、がんの早期発見を目的とした検診です。
受診対象者 横浜市にお住まいの50歳以上の方
受信者負担額 50~69歳の方:3,140円

負担額減免となる方

  1. 69歳以下で後期高齢者医療制度が適用される方
  2. 生活保護世帯に属する方
  3. 中国残留邦人支援給付制度が適用される方
  4. 市民税県民税の非課税世帯又は均等割のみ課税世帯の方
  5. 1)~4)を除く70歳以上の方

胃がん検診

バリウムによるレントゲン胃透視撮影を行います。
受診対象者 横浜市にお住まいの40歳以上の方
受診者負担額 3,140円

負担額減免となる方

  1. 後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
  2. 生活保護世帯に属する方
  3. 中国残留邦人支援給付制度が適用される方
  4. 市民税県民税の非課税世帯又は均等割のみ課税世帯の方
  5. 平成20年3月まで老人保健医療受給者証をもっていた方
  6. 1)~3)を除く70歳以上の方

大腸がん検診

採便容器に摂取した検体(便)を2日分提出していただきます。

受診対象者 横浜市に住所を有する40歳以上の方
受診者負担額 600円
負担額減免となる方 胃がん検診と同様

乳がん検診

増加するがんの中でも日本人女性の乳がんの増加は著しく、30歳から64歳におけるがん死亡率の第1位です。特に大都市での死亡率が高く、働く女性の最大の死亡原因になっていますが、乳がんは他のがんに比べ触診による早期発見率がとても高いがんです。乳がん検診で定期的にチェックしましょう!

乳がん検診
受診対象者 横浜市に住所を有する40歳以上の女性。2年に1回受診できます。
検査内容 問診・視診・触診・(乳腺エックス線検査が必要な場合はご紹介いたします)
受診者負担額 710円
負担額減免となる方 胃がん検診と同様

肝炎ウイルス検査 ・ PSA検査 ・ 健康診査

三宅医院は、横浜市健康診査実施医療機関です

肝炎ウイルスの感染者を早期に発見し、ウイルス性肝炎による健康障害を回避、軽減することを目的とした肝炎ウイルス検査および前立腺がんの早期発見と早期治療を目的としたPSA検査を実施しています。また、75歳以上の方に対する健康診査も実施しています。

三宅医院は、横浜市健康診査実施医療機関です

横浜市緊急肝炎ウイルス検査

横浜市緊急肝炎ウイルス検査事業として、横浜市在住の方は無料でB型・C型肝炎ウイルス感染の有無の検査を受けられます。病歴や輸血歴の有無は問われませんが、過去に肝炎ウイルス検査を受けていない方に限ります。

対象となる方 横浜市に住所を有する全年齢の男女で、肝炎ウイルス検査を受けたことのない方
検査項目 HBs抗原検査、HCV抗体検査、HCV抗原検査(上記HCV抗体検査結果が中力価又は低力価となった方のみ)、HCV-RNA検査(上記HCV抗原検査結果が陰性となった方のみ)
受診者負担額 無料

前立腺特異抗原(PSA)検査

前立腺がんの早期発見を目的に、前立腺がんに特異的な腫瘍マーカーであるPSAを測定します。

対象となる方 横浜市に住所を有する50歳以上の男性
受診間隔 年1回
受診者負担額 1,000円

受診料無料となる方

  1. 後期高齢者医療被保険者証をお持ちの方
  2. 生活保護世帯に属する方
  3. 中国残留邦人支援給付制度が適用される方
  4. 市民税県民税の非課税世帯又は均等割のみ課税世帯の方
  5. 65~69歳までの方で老人保健医療受給者証の交付を受けていた方
  6. 1)~3)を除く70歳以上の方

75歳以上の方への横浜市健康診査

従来の横浜市基本健診にかわり横浜市健康診査が受けられます。
但し、生活習慣病などを始めとし、慢性疾患にて治療中の方は対象となりません。

75歳以上の方への横浜市健康診査
受診者負担額 無料

対象となる方

  1. 横浜市に住所を有する75歳以上の方(後期高齢者医療制度被保険者の方)
  2. 横浜市に住所を有する生活保護受給者で40歳以上の方
  3. 横浜市に住所を有する中国残留邦人支援給付制度適用の40歳以上の方
受診回数 年1回
検査項目 身体計測(身長・体重)、血圧測定、尿検査(糖・たん白・潜血)、高脂血症・肝機能・腎機能・糖尿病・貧血などに対する血液検査、心電図